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クラス
3歳~小学校低学年
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年少、年中、年長クラス
この年齢の子どもたちは、体を動かしながら言葉に接することで、スポンジのようにどんどん英語を吸収します。そんな子どもたちの適性を充分活かし、幼児クラスでは英語によるロールプレイ(ごっこ遊び)などを中心に行います。お買い物ごっこ、レストランごっこ、乗り物遊びなど、日常生活で遭遇する場面をカードやプラスチックフードなどを使って再現します。子どもたちは想像力が豊かですので、すぐにごっこ遊びの世界に入って自分に与えられた役になりきり、英語で自然なやりとりができるようになります。
またアルファベットをなぞる練習や、英語の指示に従って色を塗ったり線を結んだりするなどのアクティビティをワークブックを使って行います。フォニックス学習の準備として音を聞き分ける練習もします。


小学校低学年クラス
小学生になると子どもたちは長い時間椅子に座っていることにも慣れ、机に向かってする学習の効果が上がります。そこでこの年齢の子どもたちには、テキストやワークブックを使った指導の時間を増やし、さらに家庭学習による知識とスキルの定着を促します。またより高度なアクティビティで表現力の幅を広げます。

①アクティビティで実践練習→テキストで反復練習→ワークブックで復習、という流れでスキルの定着をはかります。
日常の様々なテーマについてこれを繰り返し行うことで、自分のことや身の回りのことを話せるようになり、クラスメートとのQ&Aもできるようになります。

②ワークブックを用いて、アルファベットや単語を書く練習やリスニングの練習を行います。CD付きのワークブックで家庭でもリスニングができます。

③英語の本を1人で音読できるようになるために、フォニックス(音とづづりの関係)を学びます。1つ1つのアルファベットの持つ音を覚え、音を繋げて単語を読む練習をします。(例えばc-a-t, d-o-gなど)これにより初見の単語の発音を習わなくても推測できるようになります。


「条件学習」と「概念学習」
「条件学習」とは母語を覚えていくように言葉を身につける学習の過程を指す言葉です。条件学習では生活の中で何度も聞いたり使ったりしていくうちに、自然に言葉が身についていきます。「概念学習」とは一定の年齢以上の学習者が、言葉のルールを頭で理解しながら外国語を学んで行く過程を指す言葉です。文法や単語を覚え、文の構造を理解して身につけていく学習方法です。年齢によってこれら各学習方法の能力レベルが変わってきますので、それぞれの年齢に適した教え方をすることでより効率の良い学習と高い学習成果が期待できます。10歳までは条件学習能力が高いため、文法用語は使わずアクティビティを通して実際に英語を使っていくことで体得させる指導方法が効果的です。一方概念学習能力は年齢が上がるにつれ徐々に向上し、10歳を超える頃から条件学習能力を上回るようになるため、その年齢から文の構造や使い方の説明を積極的に取り入れています。そうすることでテキストの内容理解が深まり、英語力がより確実に定着していきます。

小学校高学年~高校生
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小学校高学年から個別指導になります。英語を始めた年齢などに影響されて習熟度に開きが出てくるため、1人ひとりのレベルやスピードに合わせて指導をしています。同じ時間帯に小学生は最大4名まで、中学生・高校生は3名までの少人数制で、きめ細かい指導をしています。


小学校高学年クラス
小学校の高学年ぐらいの年齢から概念学習能力が条件学習能力より高くなるため、言葉の仕組みを論理的に理解できるようになります。またフォニックスのルール習得もスムーズに進みます。

①テキストを用いた文法の学習を始めます。5、6年生では中学校の英語授業の内容を先取りして学習し、頻出語彙や重要構文をマスターします。適時テストも行って習熟度を確認し、中学入学後の英語授業に余裕を持ってついていけるようにします。

②小学校低学年までの「聞く」「話す」中心の授業から、「読む」「書く」の時間も充分に取った授業にシフトし、4技能をバランスよく身につけられるようにしています。

③フォニックスの全てのルールを学び、300~400語程度の簡単な英語の本を音読できるようになります。また読めるだけでなく。逆に単語の音からフォニックスのルールを使い、スペルを書くことができるようになります。


中学生クラス
世界のボーダレス化が進み世の中が急激に国際化していく中、これから世の中に出ていく若者には異文化に対する理解や文化の壁を越えるコミュニケーション力が重要になっています。洋書のテキストを用いた学習を通して、他国の文化に接する機会を提供し、異文化理解を促します。

①中学校の授業のフォロー
中学校の教科書の先行学習を行います。前もって文法の学習と音読練習を行なうことで、学校の授業をより深く理解できるようにします。また音読とディクテーションで教科書の重要文を全てマスターし、更に定期テスト前には模擬問題による対策授業を行います。

②読む、聞く、話す、書くの4技能を身につける
英語圏で出版されたテキストを用いて、学校の授業では行わないナチュラルスピードのリスニング、長文リーディング、実践的スピーキングを行います。リスニングは学習者向けにスピードを調整した英語ではなく、自然なスピードの英語を聞き取る練習をします。リーディングは物語や映画のストーリーに加え、パンフレットや広告など英語圏の日常に溢れる自然な英語を読み解く練習を行い、実践的なリーディング力を鍛えます。スピーキングはテキストの会話を参考にして自分自身のことを話したり、自分の意見が言えるようにします。ライティングはテキストの自己紹介、e-mail、休暇についての文章などを学んだ後、それを模して自分なりの文章で英作文を行います。これらは英検の一次、二次テスト対策としても有効です。


高校生クラス
主に大学入試対策を行います。最近の入試傾向はリスニングが増え、またリーディングにおいては英文を読むだけでなく、図表や統計データを読み取ることのできる実践的な英語力が求められるようになってきました。そのため高校生クラスではリスニング力と実践的なリーディング力を養う授業を行います。また英検などの資格試験が使える大学もありますので、英検の受験対策なども行なっています。

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